10.16.2019

日本と世界、様々なヨガ

 (チェンマイにてヨガ仲間と)



ヨガの資格は様々なものがあり
言い方はあまり良くないかもしれないが
それこそピンキリだ



どんなに資格を沢山持っていたとしても
それを活かせていないなら意味がないし
自分に合う講師かは人それぞれの感じ方だ



私の知人である80代の現役のヨガ講師は
所謂、最近の巷に溢れるヨガの資格という
ものを持っていない



ヨガは国家資格が必要なわけではないので
資格があってもなくても教えることができる
だが彼女のクラスはいつもとても人気だ



数年前から空前のヨガブームで
モデルやタレントがインストラクターの資格を
取りイメージもおしゃれなものとなった



日本でも何冊かのヨガ雑誌も発行され
表紙を飾るのはモデルやタレント達だ




私が時々購読するヨガジャーナルは
もともと海外の雑誌だが日本版では
その中の一部が翻訳され紹介されている



日本版ヨガジャーナルでは若く細く美しい講師
や現役モデルの講師が文字通りページを飾る



私は細身の体型ではないので
海外版ヨガジャーナルに掲載される講師達と
体型がとても近い



こうした雑誌を見ると
メディアの作るイメージとはとても危険だと感じる



もちろん日本の講師も若く細い人ばかりではない
私のようにしっかりした体型の講師や
私の知人のように 80代の講師もいる



ヨガをする目的も多岐に渡っているので
体を柔らかくしたい
痩せたい
鍛えたい
健康になりたい
などいろいろとある



一般にはポーズがヨガと認識されているが
ヨガとは本来瞑想なのだ



長時間瞑想するための体つくりのために
ポーズ(アーサナ)を行う




私がヨガで得られる事として思うのは
自分ではない何かや
自分の持っていない何かを持つためではなく
本来あるべき自分に戻ることだと思う



体重が増えすぎたのなら
体が軽く動きやすい元の状態へと戻る



心がざわついているのなら
少しの間、目を閉じ、呼吸をし
心地よい状態へと戻る



私は語学が堪能ではないが旅先で時間があると
ヨガスタジオへと足を運ぶ
なぜか言葉の通じる日本のスタジオよりも気楽なのだ



アジア圏のスタジオでは私がクラスをやる講師だと
勘違いする人もいて話しかけられる
多分それくらいリラックスしているのだと思う



その度に帰ったら語学の勉強をしようと思いつつ
今に至るのを反省しているのは別の話だがあえて
ここに綴り自分を鼓舞しようと思う



とりとめのない文章となってしまったが
おしゃれなイメージや
ダイエットやそういったきっかけでヨガを
するのももちろんいい
人それぞれに理由があり、そのどれもが
間違っていない



私がヨガを提供する時に目指しているのは
年齢、体型、環境
それぞれのステージで居心地よく過ごせる
身体と美しいマインド作りだ



海外のスタジオで過ごす時に感じる
居心地の良さ
自由さ
気楽さ
自分らしくあればそれでいいということ



そんな風にヨガをお伝えできたらと思う






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