6.30.2019

小さなコードが教えてくれたこと





パソコンを開いてしばらくすると充電が必要なことに気がついた。
充電ブースにパソコンを持っていき見ると充電コードがない。

出張に行く夫が慌ただしく荷物を用意していたのを知っていたので
私の充電コードを間違えて持って行ったのだとわかった。



コンサルティングを受けるようになって
ブログを綴りはじめたが
たったの三日分でも毎日続けていることが嬉しかった。

ブログを綴る事で自分も見えてくるし
三日坊主になりがちな私にとって
続けているということが
自信と喜びに繋がる事でもあった。

立ち上げたばかりのブログで
修正や追加したいことも沢山あったので
小さなiPhoneではうまく対応できず
やはりパソコンが必要だった。

そういう訳もあって一瞬でイライラとしてしまい
持って行ったのかとメールで問いただそうとしたが
一旦コーヒーを淹れて
飲みながら日々の暮らしについて思いを巡らせた。



誰かと一緒に暮らしていれば思い通りにいかないことも多々あり
そんな時の私の態度としては

感情的に伝えたり
無言で怒りを伝えようとしたり
時には怒りをぶつけたり
いつまでもダラダラと根に持って言い続けたり

ここまで思い巡らした時
私と一緒に暮らす夫がすっかり気の毒になってしまった。

思えばどれも大した理由ではなく
日常の些細な事や
ホルモンバランスが乱れている時だ。



そして今回の電源コードに関して言えば
私の意識の足りなさが一番の問題になる。

スカイプを通してAsami先生の大切なレッスンを受けているし
私自身もパソコンを使って仕事をしていくことが
重要なテーマとしてあるところなのに
充電を気にせずにいたし
何より自分の必要な物の管理ができていなかったのだ。


ここまでの自分の行動を認めたとき
情けなくなったが
今ここで気がついて本当に良かった。


Asami先生のコンサルティングを受けるようになって
日々ただ流して生きてきた事を
折につけ振り返るようになったその恩恵だ。


まだまだ私は細部に至ってまでの意識を持てていない事を自覚している。
これからも感情が爆発したりする事もあると思う。
だけど今までの私とは必ず違うと言える。
失敗をしたとしても立ち返る場所があるから。




6.28.2019

感じとる意識




ハイヒールのエクササイズをしている時
歩き出す瞬間どうしても
母指球の中心からわずか外側に体重が乗り
一度体が外側に振られてから中心に戻る。

その動きは肉眼ではあまりわからないが
優れたコーチの前では一目瞭然だ。


ヨガ仲間と母指球ヨガのシークエンスを考えたり
常に母指球を意識しよう!と周りの人に伝え続け
母指球の扱いには自信があっただけに
自分にがっかりしてしまった。

思えば、私は調子に乗りやすい性格なのか
うまくいけばすぐに自信を持つ。
褒められるとその通りに受け止める。

これは長所だとも思うが
その先への努力につながらないのが残念なところだ。


ハイヒールで美しく歩くという
究極に美しく
努力を怠れないことにチャレンジしはじめたのは
私の人生にとってとても必要な
根拠のない自信を
根拠のある自信に変えていくことなのかもしれない。


全く無縁だったハイヒールの世界に飛び込んだのは
偶然ではなかった。


自分に必要なことはこうして与えられる。
それを繊細に感じていきたい。

6.27.2019

エネルギーを扱う





私が住んでいる横浜は土地の30%は緑地にする
という取り決めがあるようでとても緑が豊かである。

数々の種類の鳥や、野良猫、リス達を
我が家の庭から見られるのは私の喜びになっている。


先日ヨガのティーチャー仲間に我が家の庭の事と
毎日野良猫が庭に遊びに来るようになったことを話したところ


野生の動物が近くに集まる人というのは
人間の気配を消しているそうだよ

と言われた。

動物が好きな私は一瞬喜んだのだが
ふと以前習っていたフラダンスの先生に言われた言葉を思い出した。



あなたの踊りは木や草が踊っているみたい
肉を食べないあなたのエネルギーは
周りの人と比べると負けている


その頃、私は卵と魚は食べていたが
ほとんどの食事は菜食だった。


私は自分が菜食であっても
それを誰かに押し付けたことはなかったが
その先生は菜食に対する批判とともに
ハワイの人は肉を自分のエネルギーとして取り込んでいた
だからフラを踊るなら肉を取らないといけないと度々おっしゃった。


習っている限り先生の指示に従いたいと思う私は
その教室を辞めた。



結局私の菜食は7年ほどの期間だったが
そもそも私は子供の頃から野菜が好物で
今でも肉を食べる時はほとんどが外食
もともと家では肉をあまり調理しないのだ。


食べているものがその人を作るのは当然だ。
エネルギーもまた食べ物からできているのだろう。


だけど私は菜食でかつエネルギーに溢れる人に
沢山お会いしてきた。


あの時の私は菜食が理由ではなく
ただのエネルギーが無い人だったのだと今は思う。



私は今、ハイヒールの哲学を学び始めご指導いただいているが
先生がくださる文章、話す声、選ぶ言葉
その全てがとても美しく
くださる言葉の全てがありがたいと思う。
エネルギーに関しても度々お話ししてくださるが
それもまた美しくそして優しい。



人を指導するということ
どういった言葉を使っていくかということ
それは自分の人生にも
他の人の人生にも関わってくる
それらは全てエネルギーだ


神は細部に宿る


その細部に至るまで正しくエネルギーを扱うこと
それをご指導くださる先生に出会えた私は幸せだ。


人間の気配がないということから
小さな痛みとして思い出したエネルギーに関する生徒としての記憶。


気配とエネルギーはまた違うのかもしれない。
ライオンがあのエネルギーにも関わらず
気配を消して獲物に近づくように。
ただ必ず獲物は気がつく
ライオンの大きなエネルギーに。


これからはエネルギーを正しく扱っていけるように
日々自分を見つめていこう。


6.26.2019

身体がかたい?





ヨガの講師だとお伝えするとよく伺うのが

「私は身体がかたいからヨガができないのです」

ということ

それに対して私は必ず

「むしろ身体がかたい方のほうがヨガはいいですよ」

とお話しします。
最初はみなさんは納得されませんが
なぜいいのか説明すると
なるほどと受け取ってくださいます。


その説明とは

身体がかたければちょっと曲げただけ
傾けただけでも伸びを感じる

ということです。


私は生まれつきとても身体が柔らかく
前後開脚をしてもあまり伸びを感じず
前後の足をブロックに乗せて湾曲させるくらいの力が必要で
それはとても大変で関節にも負担がかかります。
膝関節を化伸展により悪くしたこともあります。


身体が柔らかいかたがやりすぎて関節を悪くしたり
ひどい場合には骨を折ってしまったことも度々聞きます。



ヨガに関しては美しいポーズができることは重要ではなく
身体がかたくても柔らかくても
自分の身体を内側からスキャンするように心の目で見ていく
その内側から見るということを私は大切に思っています。


スタジオのプログラムのように
他の人と一緒の場合はどうしても

「あの人のように美しくポーズができない」

などと比べてしまいがちですが
そんな時こそ
人と比べないという事が大切になってきます。


ここをクリアできると
ヨガのスタジオの外に出てからも
人と比べない自分ということを確立していけるかと思います。



とは言え、私もそうですが
できないことに関してはネガティブになってしまいがちです。

ですから自分に合う講師を見つけて
マンツーマンのプログラムを受けることも一つのアイデアかと思います。


ヨガだけでなく身体を扱うことを教えてくださる講師を選ぶ際
知識だけではなく相性も重要になってきます。



自分にぴったりの講師を見つけた時には
人生が変わるくらいの変化があること間違いなしです。







6.25.2019

本当の自分へ帰る旅

美しく歩く事、それは私の中に初めからある美しさに戻ること。
深く呼吸するたびに自分の中心に帰る。


私がハイヒールの哲学と出会ってから唱えているフレーズです。



私がAsami-Parisのハイヒール哲学を学ぼうと思ったきっかけは
自分でも気がついていなかった私の中の美しさを
Asami先生が気が付かせてくれたことが大きな理由の一つです。


ヨガインストラクターという仕事柄
裸足の時間が長く
少しでも長く靴を履いていると靴を脱ぎすぐに裸足になりたくなる
裸足の生活は自由を感じる過ごし方だと思っていました。


そんな私が自分とは真逆とも思える世界のAsami先生をInstagramお見かけし
毎日更新を楽しみにするようになりました。



ある日、Asami-Paris特別レッスンのお知らせを見つけ
ハイヒールも持っていない
ハイヒールも履いていない私が申し込みました。


画面の向こうにはInstagramで見ていたよりも
数倍美しく
穏やかで優しいAsami先生。


初回のレッスン、そして初めてお話ししたにも関わらず
胸がはちきれそうになり
我慢できず私は泣きました。


今までの自分もなかなか気に入っていましたが
とても美しくなりたいと思っていることに気がついたのです。


単に美しいのではなく
とても美しくなりたい。



そして去年、札幌から横浜に引っ越してきたからというもの
何もできずにいたこと
自分が何者でもないような気持ち


その気持ちもAsami先生はわかってくれました。


自分のために通っていたピラティスのティーチャーのトレーニングを
受けようと計画もしていましたが
Asami先生に出会ってからというもの
その計画も色褪せてしまいました。



まずは私自身が輝いていくことをはじめようと思いました。


美しい自分になる
それは私の魂が求めていること
私が輝けば、世界は輝く



美しきAsami先生のお力を借りながら
本当の自分へと帰る旅をはじめます。