1.27.2020

美しさのポジション



髪を褒められる事がよくある
先日受けたリンパマッサージ担当
の方も、髪が綺麗で見惚れてしま
いましたと仰った




数年前まで髪も身体も顔も一つの
石鹸で洗っていた
それは全身を洗えるという特別な
石鹸ではなくその時に気に入った
ものを使っていた




髪を石鹸で洗うとキシキシするが髪が
さらさらと顔にかかるのが苦手なので
それくらいで丁度良かった




だが美容室のシャンプー担当の方から
お願いだからせめてシャンプーで洗っ
て下さいと懇願され、以来シャンプー
で洗っているが、コンディショナーは
美容室で半ば強制的にされる時だけだ




それに比べてスキンケアは敏感かつ
乾燥肌なので念入りに行っているが
特に褒められた事はない




もしかしたら過剰にケアしていない
事が髪を褒められる理由なのかもし
れない




太陽の位置で刻々と光が差す位置の
変わるステンドグラスのある場所で
瞑想していた時のことだ
目を閉じているので色は見えないが
太陽の暖かさを強く感じた時があった




瞑想を終え共に瞑想していた人たちが
みどりさんにステンドグラスの光が当
たってとても美しかった
何かの美しい像のようだった
あの時、本当にきれいだったね
と口々に言った




私はすぐにどの瞬間のことかわかった
そして
瞑想中なのになんで私を見ていたの?
と言い、みんなで笑った
朝一番の瞑想だったので皆、眠気と
闘っていたのだ




瞑想中の姿勢を褒められる事はよくあ
るがそれは私が体の正しいポジション
を意識して行っているからだと思う




実際、集中的に瞑想に入る際、初日に少し
腰が痛いと思っていても一日6時間の瞑想
が数日経つ頃には腰痛はなくなる




ハイヒールを履いて歩く際にも正しい
姿勢でなければ美しく歩く事はできない




一見美しく見える胸を張った姿勢や腰
を外らせた姿勢でもダメだ
真に正しいポジションでなければ美しく
歩けない




人間が本来持つ正しい姿
それは人が美しく見える姿だ




本来の姿、ありのままの姿というもの
は手をかけないという事ではない




人は生きている限り何らかの癖が出たり
負荷がかかったりして歪みが生じる場合
がある
それは体だけではなく心もまた同様だ




それを都度リセットし、見直し
修正しながらキープする事




美しいポジションを保つ事
それは大変な努力を要する




だがそれはやるに値する事であり
それをやらないのであれば美しくあると
いうことからは遠く離れてしまうのだ



0 件のコメント:

コメントを投稿