12.06.2019

男性にも美学を



自称美学を意識し始めた夫は最近に
なって人の粗雑な行動に気がついた
ようだ





ガサガサ、ドタドタと落ち着きのない
行動をする後輩に、どうやって注意を
したらいいんだろうかと考えている





技術職である彼は仕事は教えられるが
話し方だとか、態度、振る舞い等を
教える術がなく、そこを注意するのも
何だかなといった具合なのだろう





夫曰く、モテる人は仕事ができるとの事だ
行動もスマートで頭も良いし
ドタドタしていなく落ち着きがある
結果モテる、当たり前だ





例外があって、僕は仕事は最高にできるけど
残念ながらモテないんだと言うので
この素晴らしい私と結婚できたでしょ?
と返すと、そうだった!と慌てていた(笑)





夫の話しを聞いて何となく興味が出て
男性用のセミナーを検索してみた





検索ワードは
「モテる」 「男性」 「セミナー」





何の気なしに検索したのだが
こういったセミナーが星の数ほどヒットし
とても驚きさらに興味が出てしまった





女性にモテる為の会話術
女性から選ばれる為のセミナー
彼女の作り方セミナー
モテ男子セミナー





セミナー側も様々な情報を提供していて
情報も多岐に渡り、参加者も多いようだ





うんうん、そうか、そうなのかと頷く
私は女性だが、モテたい気持ちはわかる
男性だったら尚更そう思うだろう





私はよく男性的な恋愛の仕方だと言われる
所謂受け身の恋愛ではないからだ





短気な性格な故に待てない、結果、攻める
この性格が災いし、傷つく場合もあるが
とにかく待ちの恋愛ができなかった





検索ワードで出てきたセミナーの内容は
女性に選ばれる、が多かった





選ばれる・・・





選ぶんじゃないの?
見初められるという言葉が思い浮かんだ
王子様待ちのお姫様?!
私の中の男性恋愛脳が首をかしげる





攻められない人に攻めていけという
アドバイスは意味を成さない
できれば苦労しない





だから選ばれる為のセミナーが
必要なのだろう
こういったセミナーに通う事を
決して否定はしない
何も行動しないよりずっと良い
むしろとても応援したい





だがそういったセミナーで得た知識で
本当に選ばれるようになるかは疑問だ





選ばれるという事は、モテるという事は
(それはイコールでありイコールでない)
魅力があるという事だ





魅力というのは一朝一夕には作られない





そして個人の魅力というものは
時には万人受けするものではない事もある





私の夫は物凄いハンサムではないし
自他共に認めるコミニュケーションが苦手
な人で、はっきり言えばとても変わっている





だが私にはとても魅力的だった
ちょっと変なところもあるけれど
その変なところが天才的で面白いと思った
独特の哲学を持っている所も良かった





人がどんな所を魅力に感じるかどうかは
その人によって変わるという事だ





選ばれる、モテるのテンプレートは無い
あるのは個人の魅力だけだ





だが、あげるとするならば
それは美学と哲学があるだろう





これがなければ確固とした個人の魅力を
築く事は出来ないといっても過言では無い
無ければただの張りぼてになってしまう





それでは美学とは何か
それを説明するには私にはまだ難しい





ただ言えるのは
私がコンサルティングを受け出して
夫も変わったという事
男性も美学に出会うと変わるのだ





今の日本社会で美学と男性というと
ピンとこないかもしれないけれど
侍を思えば想像できるのではない
だろうか





男性が美学を持ったなら、ある意味
女性より美しい生き方をするだろう
そんな風に思う





多くの男性たちが生み出した芸術を
思えば想像は難しくない





美しい生き方をする男性を見て
女性が憧れを抱かないわけがない





これを選ばれる・モテるという言葉に
繋げるのは浅はかで軽薄かもしれない





だが恐れずに言おう、これが繋がる
私はそう思うのだ





明日と明後日のblogはお休みします
次の更新は月曜日の予定です




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