2週間ほど前から
四つん這いのように手を着くと
右手首が痛かった
首の影響で左手首が痛いのは
通常だったが今度は右手首
なんだろうと思いつつも気にしていなかったのだが
とうとう鋭い痛みに変わり、マジマジと見てみると
手首にボコッと何かが出ている
手首が痛い正体はガングリオンだった
ガングリオンとは内部にゼリー状の内容物が
詰まった腫瘤
典型的なものは手の甲側に生じる
手を使うからといってできるものではなく
なぜガングリオンができるかはまだわかっていない
関節包と呼ばれる組織や腱鞘の一部が風船状の袋と
なり発生する良性の腫瘤であり女性に比較的多く発症する
ガングリオンといい先日の目眩といい
このいろいろな症状のオンパレードは一体なんなんだと
首を傾げていた
朝、いつものようにコーヒーポットを無意識に掴むと
手首が痛み、ぐらりと揺れ、コーヒーをこぼしてしまい
手にもかかり熱い思いをした
全くもう、と思いながら両手を添えてコーヒーを注ぐ
キッチンで乾かしていた重い鍋は
両手を添え元の場所へと戻す
書類を調べる必要があり大きなファイルを引き出す時も
両手で引き出す
するとどうだろう
痛い故にした行動であったのだが
全部が丁寧になる
というより丁寧になってしまう
同時に普段の生活をいかに粗雑に行っていたかとわかる
両手を添えるという事は
基本中の基本の行動だったのにも関わらず
全く出来ていなかったのだ
買い物をする際のお店のスタッフの
ちょっとした手の動き
カードを受け取る手
お釣りを差し出す手
それが両手か片手かで印象がガラリと変わる
痛いのは嫌なので治療する目的でクリニックに行き
説明を受け、処置についての希望を尋ねられた
まずは針を刺して内容物を抜くという説明は
当たり前だが痛そうだった
自然となくなる事もあると仰るので
取り敢えずは我慢できなくなるまではそのままに
しておく事にした
私が両手を添える事が当たり前になった時
ガングリオンが無くなるかもしれないとふと思った
そうだったら面白い
そうなるといいなと自分の思いつきに満足した
2020年に向けて追い込まれてきている
そう感じている
私のように体を通してメッセージを受け取る人も
いるかもしれないし、また他の形でもあるかもしれない
受け取り方で如何様にも解釈できるが
蔑ろにせず、真摯に向き合っていきたい
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