10.16.2020

曇りのない心を目覚めさせる


私は1日に数回、お香を焚きます




以前、四国のお遍路廻りをした際
お線香を捧げる際に三本のお線香を
一本は弘法大師様の為
一本は大日如来様の為
一本はご先祖様の為へとの説明を
お聞きしました




良い香りでお大師様をお迎えする為
という説明もとても気に入りました




この三本のお線香の説は他にもあり
最後の一本は自分の為というものも
あります




ベトナムの仏教の寺院でも
香を捧げる時には心の中で
または声を上げて祈りの言葉を唱えます




それまでは良い香りというだけで
特に何も思わずに焚いていましたが
このようなお話しを聞いて以来
香を焚くという時がさらに特別な
時間となりました




単にお香を焚くのではなく
感謝をもって香を捧げます




この香りと共に
私と生きるすべてのものが目覚めて
真の自由へと帰れますように
と思いのせます




こうして香にのせた思いは奉納となり
心の芳香とも言われ、日々私たちが
もつことのできる喜びとなります




香りを感じられたなら
体と心が鎮まり
調和がそこにはあり
美しさと喜びがあることに
気づくのです




気づきの不在の世界から
香りに気づき
マインドフルネスの世界へと戻り
傲慢さを手放し
曇りのない心を
目覚めさせるのです




明日と明後日のblogはお休みします
次の更新は月曜日の予定です




いつも読んでくださりありがとうございます


0 件のコメント:

コメントを投稿