7.29.2020

聞く表情をコントロールする



ヨガの同期が話し方の講師になった




彼は現役のヨガ講師でもあるが
人と話す事が苦手であるが故
レッスンの前は瞑想のスタイルで時間まで
「話しかけるなオーラ」全開でいたという




彼とは今思うと縁が深く、2つの長い期間の
ティーチャートレーニングを共に過ごし
多くを語り合い、時にはぶつかり合い
笑いあって過ごしたが、話しが苦手だとは
思ってもみない事だった




先日、その彼の講義を二日間受講したが
とても素晴らしいものだった




まず最初に彼が告げた事は
大切なのは上手く話すことよりも
いかに相手の話しを聞くか




受講はオンラインだったので
話し手の顔だけではなく
自分の顔も映る




大抵の人の素の顔というのは
単に無表情というだけではなく
不機嫌にすら見える




何の意識もしない大人の顔とは
はっきり言って美しいものではない




楽しい話しを聞いて笑ったりするのは
当たり前のことで、そこには何の自分
で行う表情へのコントロールはない




意識して聞くと言うのは
表情すらコントロールして聞くのだ
と言うことを繰り返して伝えてくれた




Asami先生の仰る
自然体でいて美しいのは
動物と子どもだけと言う言葉と重なった




オンラインでは顔の表情を隠す事はできない




聞く時の表情が無意識にならないよう
コントロールしていく事
それは美しさとつながる事であり
画面の向こうへいる相手へのプレゼントとなる







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