2020年7月20日月曜日

美しく目覚める


大賀ハスという名の蓮の種が
私の手元にやってきた




大賀蓮とは2000年以上前の地層から発掘
された三粒のうちの一粒を、植物学者で
ある大賀一郎博士が開花の成功をさせた
世界最古の花である




大賀蓮の種は通常の植物の種より大きく
殻がとても硬い




発芽させるにはヤスリなどで慎重に種を
削ってから水につける必要がある




三粒のうちの一粒が堅い殻を破り
2000年の眠りから覚めて咲いた




それには人間である大賀博士の努力は
もちろんの事、土や水や太陽などの環境
何よりもその種が発芽するという
縁があってこそ咲いた




仏教で言うと花は
物事をあるがままに見ることのできる
美しい清らかな心を表している




この世界で
美しい清らかな目覚めた者であろう
との意味づけが蓮にあるとのことだ




泥の中から美しく咲く花




その姿を褒め讃えられることは素晴らしいが
自分は偉くなったと高上がりするのは間違い
だとも説かれている




思いあがる事なく
だが自分を卑下することなく
美しく目覚めた者であるということ




悟りを得る事ができるなどと思う事はないが
決して傲る事なく、美しく目覚めていたい




そんな事に思いを馳せた
古代の花の種との出会いだった





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