7.09.2019

心を覗き込むハイヒール





先日のハイヒールレッスンのこと

素足のエクササイズが終わり
いよいよハイヒールを履くことになり
練習用のハイヒールを持っていくと
すぐにAsami先生は仰った


「みどりさん、それは何センチですか?」


練習用に購入した8.5センチのハイヒールだった。
この高さも私にはとても高いと思っていた。


Asami先生は画面越しからでも
部屋の遠くにこっそりと置いてあった別のハイヒールを
見つけておられ
あちらの方がいいですねと仰った。


そのハイヒールは先月が誕生日だったこともあり
自分へ贈ったジミー ・チュウの10センチのハイヒールだった。


買う時にも買った後でも
まだまだ出番はずっと先と思っていた
ハイヒールを手にしながら


「これはまだ履いて歩いたことはないのです・・」


と小声で言い訳しながら
ヒールの高さにたじろぎながら緊張していた。



Asami先生をはじめ
Asami-Parisチームの先輩方が
ルブタンの魅力について語っておられるのに
なぜジミー・チュウを初10センチに選んだかと言うと
ジミー・チュウの靴に憧れがあったこと
ハイヒールの中でも履きやすいと聞いていたこと

ルブタンで歩くのは難しいと聞いていたので
私にはまだまだ無理と思っていた


噂通りジミー・チュウは高さのわりには歩きやすかった
もちろんそれはAsami先生が細かくご指導くださったからだが
先生が仰る通りに練習すれば履けるようになるだろうと思えた



次の日、Asami-Parisチームの先輩である
HermitageのHiromiさんのルブタンでチャレンジする
ご様子をAsami先生のブログで拝見して大いに刺激を受けた


Hiromiさんはビーチサンダルからルブタンへと
華麗に転身されたとのことだった


私は裸足生活が長いからなどと
自分に言い訳していたのがとても恥ずかしくなってしまった


私は弱く、言い訳するし
逃げ腰だ


この事実は嬉しくないけれど
気がついて認めないとずっと変われない



ブログに綴ろうとして
Hiromiさんのお名前を出してもいいものかと思い
メッセージを送ると
快く了承してくださったうえ
とても優しく、素晴らしいお話しまでしてくださった


Hiromiさんは私の前に
コンサルティングをはじめられていたこともあり
とても親近感がありブログも
毎日とても楽しみにしていたので
いただいたメッセージがなおさら嬉しかった



私は弱く言い訳する
でも同時に弱さを知っている私は強い
弱さを知っていれば
それを克服する方法を探れるからだ

心の状態までも浮き彫りにしていくハイヒール


ありがたいことに私は一人ではない
指導してくださるAsami先生
努力し続ける先輩方

身体と同じように
心も弱さを克服していこう
失敗を恐れず
助けを借りながら

いつか私が誰かの助けになる日は来る


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