8.05.2019

語らいの時間





スリランカに一週間滞在した。
初めてのインド洋の美しさと広さ
世界遺産の壮大さに思いを馳せ
ハーブとフルーツ沢山の食事



私は年に数回の旅を楽しみにしているのだが
今回の旅行で
新たな自分自身を発見した


自分が思っているよりも
ずっと刺激に弱くまた繊細で
その場に馴染むのに時間がかかるのだ



私はすぐに自分の心の世話をした



嫌だと思うこと
好きじゃないことを
素通りしたり
閉じ込めたりせず
何が嫌だったのかと気持ちに向き合う


嬉しい事、幸せな事もサッと流さず
心に留めて喜ぶ


その上で今学んでいる事を実践し
繰り返し自分の心に刻み込む


こうした一連の心の動きを
隣にいる夫に話す事で
さらに思いが整理されていった


そして心も調整されたようで
十分に旅を楽しんだ











行きの飛行機でも滞在中も
全く日本人に会わなかったのだが
帰りの飛行場には沢山の日本人がいることがわかった
なぜわかったのかと言うと
エネルギーが違うからだ



途中、頭が痛くなってきたのだが
空港が寒く冷えているせいだと思っていた

すると横にいる夫が
なんだか気分が良くないと言いだした



しばらくすると気がついた
言葉のエネルギーにやられてしまったのだ



私は日本人で
日本が好きだ



だからこう思うのはとても残念なのだが
そこにいた日本人
特に日本人女性グループの
話し声のトーンと
言葉が美しくなかったのだ


母国語なので無防備にも
大音量で耳に入ってきてしまっていた



言葉とは
話し声とは
とても大切な事だと認識した



これはAsami先生のコンサルティングの恩恵である



夫は言う
知らなかったら気にならなかったのだろうか
無神経でいた方が生きやすいのではないか


そうかもしれない
でも私たちは知ってしまった
そして知ってしまった今だからわかる事
知らないまま生きているのは嫌だ



これからも私たちは
美しい事と
そうでない事と
繰り返し行ったり来たりするだろう



日本ではなかなか時間がここまで取れないのだが
美しいと思うこと
美しくないと思うことを
存分に語りあい、分かち合うことができたのが良かった



今回の旅行で一番のお土産は美しさへの思いの共有だ




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