2020年8月28日金曜日

届けられたメッセージ 〜part1〜


数日前、猫を保護した




その猫は私がこの家に引っ越してきた
二年程前から我が家の庭に遊びにきて
いた猫だ




さくら猫や地域猫と呼ばれる
去勢手術をした後、それがわかるように
耳の一部を小さくカットした後
また外に解き放たれて地域の人が世話を
するという謎システムの猫のようだった




はじめは時々来ていたのが
次第に毎日現れるようになり
私にも慣れて触らせてくれるようになり
一日中、我が家の庭にいることもある




小さい身体
クリクリとした目
ちょっぴり太くて真っ直ぐな尻尾
愛らしい顔
なんでこんなに可愛い仔が
外で暮らしているのだろうか




だが住んでいる建物の全ての人が動物が
好きなわけでもないし、糞尿被害のため
猫の侵入を迷惑に思う人がいるのも
わかっている




我が家に迎え入れるのは時間の問題だったが
以前この猫の保護に一度失敗したことがあり
懐いてくれてはいるものの警戒されてしまい
少し時間をかけようと思い、時が過ぎていた




数日前、彼女は現れなかった
外猫はこういうこともあるが
とても気にかかっていた




夜になりやっと現れた彼女は
脚を引きずっていた




我が家の庭に入るのには
フェンスをよじ登らなければ入れない
やっとの思いで来たのだろうか




何より何故脚を引きずっているのか
怪我をしたのか
何か良くないことでも起こったのだろうか




たまたま帰宅した夫が
怪我をしているのだから
今すぐ保護しなくてはならないと言う
怪我をした状態で外で暮らすのは
リスクが高すぎる




彼女はすんなりと捕まった




彼女を保護した日
それはAsami先生が愛猫Cannelleからの
メッセージを受け取った日だった




その日、Cannelleは私にも
メッセージを届けてくれていた




Cannelleと出会っているのだろうか
それは、私の愛する小さな猫
Lilyからのメッセージだった




次に続きます





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