9.25.2020

風のように、旅するように暮らす



11日間の夏のお休み
通常であれば海外へ行っていたが
国内で過ごさざるを得なかった
だが、結果とても良かった




メインの旅先は京都だったが
車での移動だったので
滋賀で宿泊し、京都入りし
帰りは長野で宿泊するという旅程だった




いつの頃からか京都を始め国内旅行は
海外旅行よりも滞在費が高いと言われ
世界遺産ブームもあり海外の方が溢れ
どこへ行っても行列の状態であり
すっかり足が遠のいていた




新型コロナの影響もあり国内の移動すら
憚れられるような状態ではあったが
withコロナという新しい生活様式に
そろそろ慣れないといけない




同時にそう思わない方たちがいるのも
事実であるので、車での移動を選び
マスクや消毒、声をあまり出さないなど
配慮をしての旅行であった




だが旅先の方、全ての方が
よく来てくださいました
と声をかけてくださった




特に京都の方たちが
沢山声をかけてくださったのが
とても印象的だった




数年前に何度か訪れた京都は
人との触れ合いはあまりなく
時々あった会話でも温かい印象はなかった




だがイメージが決定的に変わったのは
京都出身のLa CarriereのMarikoさんの
存在だった




以前も綴ったが、私はMarikoさんのblogの
ファンであるが、Marikoさんのご自身も
とても温かなお人柄である




今回の旅では日本政府の方針であるGo toが
申請せずとも予約段階で適用され
信じられないような価格で
素晴らしい部屋に滞在することができた




行く先々で話す方達も素晴らしく
街並みもやはり素晴らしい




京都は私が愛するフィレンツェに
どこか似ている




横浜での暮らしも気に入っているが
こんなところで暮らせたらと思い
夫に話すと
旅するように暮らしたらいいよ
時々、寂しさも感じるだろうけど
自由に生きたらいいんだよ、と言った




僕は忙しいけど、これが僕の生き方で
いつも付き合ってはあげられないけど
旅するあなたの話しを聞いて
僕も旅してる気になるんだよね
あなたは一人で大変かもしれないけれど
僕の為にも自由に旅をし続けてほしい




そんな風に言ってくれる夫は
私の神様なのか、守護天使なのかと
泣きたくなる




だが、出会った頃や新婚当初の夫は
こんなことは言っていなかったので
私と暮らす内にいろいろ思ったのだろう




結婚とはカルマであり修行であるとは
ヨガの師匠の言葉だが
夫の私へのカルマとは何だろうかと思う




ゆっくりと旅することで
夫婦の会話も沢山あり、時々苛々としつつも
とても良い旅だった




どのような状況でも風のように自由に
私の人生のテーマを再確認した旅でもあった





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