1.20.2021

理想の人物像



昔のタイでは
容姿端麗で声も良く頭脳明晰
そこまで揃ってはじめて
出家できる、僧侶になれる
という時代があったそうです




それを聞いて
私は心から納得しました




宗教界のカリスマと言うと
何だかおかしいかもしれませんが
お釈迦様やイエス・キリスト
そういった方達は絶対に
人を惹きつける容姿だったはずだと
以前から思っていたのです




単に見栄えが良いだけではなく
素晴らしい知識であったり
整然とした考え方
美しい所作や話し方や人格
それらが全て合わさって
説得力のある魅力になるのだろう
そのように思うのです




以前どこかの外国に行く際に
乗り継いだ仁川空港に
一人の僧侶がいました




日本人ではなかったのですが
日本のお坊さんの姿をしてらしたので
話しかけてみるとフランスの方で
高野山のお坊さんでした




優しい微笑みをたたえ
美しい所作と声のそのお坊さんは
実るほど頭を垂れる稲穂かなという
日本の有名なことわざを思い出す
謙虚な方でもありました




お話しができたことは私にとって
とても嬉しくまた貴重な経験で
男性でありながら憧れる
私の理想像を見たような気がします



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