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6.15.2020
酸っぱいレモンを差し出されたら
SNSの友人の投稿に目が留まる
人生が酸っぱいレモンを差し出したなら
それをレモネードにすればいい
大好きなアメリカのドラマ
「THIS IS US」で知ったこの言葉だったが
友人も同じくこのドラマから引用していた
友人も同じドラマが好きなことも嬉しく
そして印象に残っていたこの言葉を引用
していた事も嬉しくすぐにコメントをした
人生とは容易いことばかりではなく
酸っぱいどころか時に苦く
掴んだレモンを放り投げたくなる事もある
だがこれを甘いレモネードに変えればいい
私は初めてこの言葉を聞いた時
このように自分の人生と置き換えた
この言葉を調べるうちに
アレックス・スコットという女の子の
話しに行き着いた
アレックスは小児がんに罹っていたが
自宅前にレモネード・スタンドを開き
同じ病気で苦しむ子どもたちの為に
資金を集めた
アレックスが好きだった、この言葉
When life gives you lemons,make lemonade.
辛いことがあっても挫けず
それを良いものに変えよう
アレックスは8歳で
その短い生涯を閉じた
だが彼女の活動は国を超えて波及し
Alex's Lemonade Stand運動として
引き継がれているという
アメリカの15歳以下の子どもの
病死死因の第1位が小児癌であり
死因全体でも事故に次ぐ
この病気の治療法が劇的に進化した
背景のひとつは募金活動であり
アレックスのアイデアは国全体に広がり
多くの国にも広がり
多くの研究プロジェクトに資金を
提供することとなった
人生の目の前にある
酸っぱいレモン
それだけで精一杯の事もある
もがき苦しみ
紛れ込んだ苦い皮を吐き出し
良いものになど変えられないと
頭を抱えて泣きたい事もある
だが苦しかったはずの
アレックスの勇気と行動を思い出す
酸っぱい人生の最中にある時にも
誰かを思える自分でいたい
沢山のレモンを集めて
甘いレモネードへと変えるのだ
この言葉を思い出させてくれた
友人へ感謝を込めて
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